40代からの乗り鉄ひとり旅

40歳代になり、時間とお金余裕が出来たので日本全国を巡る旅を記録します。

乗り鉄の旅 三重県編

2013年7月18日

スタートはいつもの様に自宅最寄り駅の道場南口駅から神鉄三田駅へ。

三田駅からは丹波路快速で1時間弱、終点大阪駅で乗り換え。
大阪駅から大阪環状線外周りで鶴橋駅へ。
鶴橋駅から近鉄特急に乗り一気に鳥羽駅までワープ。
さてさて、鳥羽駅からは今回の旅の本命。

2013年3月に導入されたばかりの近鉄特別特急しまかぜに乗車して賢島駅までリッチな旅。

人気列車の為、始発の上本町駅からの乗車はチケット争奪戦に負けて叶わず。鳥羽から賢島間の乗車となった。
オールレザーのキャプテンシートを堪能。飛行機のビジネスクラス的な感じか?ビジネスクラスに乗った事無いけど。ハイデッカー展望キャビンは最高。賢島の海岸線の眺めも最高。至福のひととき。
あっと言う間の豪華な旅は終点賢島駅で終了。
乗り換えに失敗して伊勢志摩ライナーに乗れず、1時間待って普通の特急で名古屋駅まで2時間。
近鉄名古屋駅から折り返し大阪難波行き特急で近鉄四日市駅までリターン。

近鉄四日市駅から湯の山線普通列車に乗車。

終点湯の山温泉で折り返し、近鉄四日市駅までリターン。
三たび近鉄四日市駅からナローゲージの車両が運行されている近鉄八王子線で西日野駅へ。同じ車両で折り返し、日永駅で内部線に乗り換え、内部駅まで行って近鉄四日市駅までリターン。
この時点で、夕方6時過ぎ。もう少し乗ろうかとJR四日市駅に歩き出すも近鉄四日市駅から1.5kmくらい離れていたので断念。
予約しておいた近鉄四日市駅から徒歩圏内のビジネスホテルにチェックイン。

荷物を置いてお腹が空いたので近隣のお店で済まそうとホテルの周りを散策するも何もなし。結局、近鉄四日市駅近くのなごみ食堂で名物のとんてきを賞味。激ウマ。名物というだけあある。

 

2013年7月19日

朝は遠足の時の子供の様に6時前には目が覚める。JR四日市駅まで20分ほど歩くことにした。昨晩、たらふく食べたので、ウォーキングがてらいい運動になるだろう。
JR四日市駅には伊勢鉄道のワンマン車両が入線してたので撮影。

すると貨物列車が通過じゃなくてホームに停車するという珍しい事に遭遇。

JR四日市駅から区間快速に乗車して名古屋駅まで関西本線を完乗。折り返しは特急南紀でひと駅、桑名駅で下車。
名駅から徒歩で西桑名駅に移動。

本日の本命の三岐鉄道北勢線に乗車。

この電車もナローゲージの車両。一日フリーパスを購入して北勢線三岐線を制覇を目指す。タイミング的に途中の楚原駅行きの列車が入線していた。楚原駅で終点阿下喜行きの次の列車まで30分程の待ち時間。ねじり橋まで徒歩で行こうかと思ったが炎天下の暑さで断念。
阿下喜行きの普通列車で終点阿下喜駅に到着。阿下喜駅の駅舎は改装たばかりのようで新築の匂いがした。ホームの並びに開業当時活躍していた木製車両がレストアされて静態保存展示されていた。
北勢線阿下喜駅から三岐線伊勢治田駅まで直線距離で2㎞くらいだったので駅前ローターに客待ちしていたタクシーでワープ。

伊勢治田駅から普通列車で終点西藤原駅に向かった。三岐線ナローゲージではなく、狭軌(いわゆるJRサイズ)。路線名が示すように三重と岐阜を結ぶ路線として敷設されたが、ここ西藤原駅でストップ。岐阜県側に繋がる事なく今に至る。盲腸線という形の未成線

車両も西武鉄道からのお下がり。

西藤原駅で折り返しの列車の発車まで20分程駅舎で待っていた。
改札に居られた初老の駅員さんはとても気さくな方で、鉄道マニアな旅人の僕と発車時間まで、三岐鉄道談話で盛り上がった。
また、この駅には来たいと思った。こう言う人が居る事がローカル線には必要なんだろう。
フリー切符を持っていたので、後から気付いたが、西藤原駅ではまだ、硬券を売っていた。

子供の頃は地元の西宮駅にも自動改札なんて無くて、全て硬い切符を使ってた。
記念に買っておけばよかった。後ろ髪を引かれる思いで折り返しの近鉄富田行き普通列車に乗車。
三岐線近鉄名古屋本線に接続しているが、元々は国鉄貨物に接続していて今もJR貨物が、JR線に渡り線があり、セメント工場からセメント専用貨物が往来する。
途中の駅には、SLや電気気動車の展示が幾つかされていて興味深い沿線だった。
で、ここで事件勃発。先頭車両に乗っていて、運転手が鉄橋でもトンネルでも無いのにやたら警笛鳴らしてるなぁ、と思ったら線路内に人影が、おそらく地元のジジイが踏切りじゃないところを横断している。

堪らず、電車はブレーキ。減速してる内にジジイは線路を、渡り切り難なく終えた。

一つ間違えれば重大事故になるのに、田舎の単線とはいえ、非常識な老人。列車が通り過ぎるときに片手上げていが、そんな事で済む話ではない。
三岐線近鉄富田駅の3番線に接続しているので、近鉄の急行に乗り換え、伊勢若松駅まで乗車。平田町まで行く鈴鹿線に乗って終点平田駅へ。鈴鹿サーキットが近いので、てっきり駅前辺りから路線バスがサーキットまで運行しているだろうと何も調べずに降り立ったが、見事に何もない。

仕方なくタクシーを使う。

鈴鹿サーキットには13時半くらいに到着してパドックへ。

スーパーGTの合同テストが行われていて、全てのチームが参加しているわけではないが有力チームはほぼ参加。
ゲイナーの植田会長とスバルBRZ佐々木孝太のところに行って雑談。午後のテスト開始となりGT300は孝太がぶっちぎりのタイムを叩き出した。鈴鹿1000㎞の本戦が楽しみ。流石地元。レガシィでも鈴鹿ラウンドは勝っているし。
16時までサーキットに滞在、9番ゲートから徒歩で伊勢鉄道無人駅、鈴鹿サーキット稲生駅に移動。

入線してきた普通列車で津駅に向かう。

伊勢鉄道の作りは基本単線、しかしながらトンネルや陸橋は複線化可能な作りになっていて、国鉄時代の未成線の名残。


津駅からは紀勢本線亀山駅へ。

亀山駅からは関西本線に乗車、そのまま関西本線で加茂、木津を経て学園都市線のルートを考えたが、、如何せん帰宅時間が22時を回る。

途中の柘植駅草津線に乗り換えて終点草津へ。草津駅からは姫路行きの新快速に接続しいるので、尼崎駅まで一気にリターン。

尼崎駅から丹波路快速に乗り換え21時には三田駅に到着。
三田駅からはいつもの神鉄

ただ新型車両の6000系。しかも中身は60周年記念のトレインミュージアム

自宅最寄りの道場南口駅で下車して帰宅。

 

今回の成果

近鉄山田線 鳥羽線 賢島線 湯の山線 鈴鹿線 八王子線 内部線 JR関西本線 草津線

完乗