40代からの乗り鉄ひとり旅

40歳代になり、時間とお金余裕が出来たので日本全国を巡る旅を記録します。

乗り鉄の旅 四国編(松山〜高知)

1月以来の乗り鉄の旅。

今回はLCCのピーチが特売していたチケットをゲット。関空から松山が片道¥1680。空港施設使用料と指定席料金を含めても往復¥5000強。

 

2014年3月5日

神鉄道場南口駅から始発電車に乗車。ただし、方向は三田方面ではなく、鈴蘭台方面。

関空まで鉄路で行くと、フライト時間に間に合わない。その為、三宮からリムジンバスに乗車する。

谷上駅で北神急行に乗り換えて六甲山地下トンネルを南下して三宮へ。

阪急三宮駅の南側の停留所から関空行きのリムジンバスが発着する。

 

12月の鹿児島以来の2度目のピーチ。
チェックインも慣れた。前回は値段だけでチケットを購入したが、座席指定をしなかった為に三列シートの真ん中で外も見えず、両側に見知らぬ人。1時間とはいえ結構しんどかった。
ということで、今回は¥250支払って窓側のシートを確保。
松山までのフライトは雲間を眺めて40分。快適とは言えないが我慢できるレベル。

松山空港からリムジンバスで伊予鉄松山市駅へ。バス代400円は格安??

松山市駅から横河原線の終点横河原駅まで乗車。14駅あって片道500円。
駅舎は高浜線高浜駅と同じくらい味のある木造建築。こう言う駅はまだまだ残って欲しい。

で、終点の横河原駅から松山市駅まで戻り、そこから乗り換えて11駅乗車してJR伊予駅に接続する郡中港駅まで、なんと600円。
なんか間違ってるんじゃないかって思う料金設定。

群中港駅の目の前がJRの伊予駅。
到着したのは11時半くらい。ちょうど宇和島行きの特急が入線。
ここから宇和島を経由して窪川まで鈍行で行く予定。
宇和島まで特急に乗っても窪川までの接続がだいぶ先なのでワープは無し。
しかも、特急は内子線周りなので、予讃線制覇にならないのでパス。

次の普通列車まで30分程あるので、駅前で支那そばを堪能。
定刻通り入線してきたのはキハ52。単行運転用両運転台車両。ヘッドマークアンパンマンキャラの釜飯どん。しかもトイレ無し車両で宇和島まで2時間半。途中から膀胱炎になるかと思った。

宇和島駅から更に南下して窪川駅までも鈍行。
ここで四万十川フリーきっぷを購入。
高知から松山までの片道特急乗車と宇和島から窪川宿毛までの特急乗車含めた4日間フリーきっぷ。¥4600なり。
1日あたり¥1150とリーズナブル。
まぁ、2日しか使わないので実質¥2300で青春18きっぷと金額はイーブン。
メリットとして特急も乗れるのは大きい。基本的に四国は鈍行の本数が少なく、しかも単線区間は特急優先で距離以上に時間がかかるのがネック。
通常、高知から松山まで特急乗車で¥6950。フリー区間の事を考えても激安。このきっぷが無けれは今回の旅は成立しなかったと言っても過言ではない。

発車時刻まで小一時間あったので、駅前をぶらぶら。古そうなカメラ屋のショーケースには、ネガフィルムどころか、8ミリカメラが展示されてるし。いつから時間が止まってるのだろう。

駅前で菓子パンを購入してから、鈍行列車に乗車。出発直前に海洋堂ホビートレインが入線してきたので撮影。

宇和島駅から窪川駅まで約2時間。
トイレは済まして、水分も取らずのつもりが菓子パンのおかげで炭酸水をがぶ飲み。

行程の約半分の地点。四万十川沿いの江川崎駅に到着。
対向のホームにはトロッコをつないでいない、しまんとトロッコ列車が交換待ち。
ここで乗車した列車も時間調整の為に15分程停車。その間に駅のトイレに駆け込む。

で、この駅どうも見覚えがある。初めて来たのは、確か。

思い出した。
テレビ番組のロケみつ
桜の稲垣早希ちゃんが、四国一周ブログ旅で下車して、サイコロタイムで旅資金、全額没収になった場所。
こんなところで身動き取れなくなったら絶望感半端ないやろうなぁ。

窪川駅に到着したのは17時半。
窪川駅からは四国最南端の駅、宿毛駅を目指す。外はもう真っ暗。特急南風に乗り19時に宿毛駅到着。ここで終わるわけには行かないので、折り返しの同じ特急列車に乗車。

特急で高知駅まで行けば早いのだが、土佐電気鉄道も勿論、乗り潰し対象なので、伊野駅で下車して、路面電車で郊外から高知市街地に向かう。

特急で15分のところを吊り掛け駆動の路面電車で40分かけて高知市内に到達。ホテル到着時刻は22時をまわっていた。

当日ネット予約で格安で部屋を提供してくれるホテルは結構ある。稼働率の問題なんだろうけど、今回も一泊3000円なり。
しかも部屋の間取りをお任せにしたら、ツインだった。
とりあえず、高層階の展望風呂に入って疲れをとり就寝。

本日の移動距離。
道場南口駅から関空を経て松山空港まで435.6km
松山空港から松山市駅まで7.3km
松山市駅から横河原駅、折り返して群中港駅まで37.7km
伊予市駅から宇和島駅まで91.6km
宇和島駅から窪川駅経由で宿毛駅まで148.8km
宿毛駅から伊野駅まで127.3km
伊野電停から菜園場町電停まで11.8km

合計860.1km

2014年3月6日

四国行脚2日目。
朝食はホテルのバイキングで済ませて、ホテル近くの菜園場町電停から乗り鉄スタート。
土佐電気鉄道の路線は高知市街は共用区間がほとんど。ところが郊外線になると専用軌道を走行する。約40分かけて伊野方面の反対側の終点ごめん町駅まで乗車。

すぐ近くに土佐くろしお鉄道御免奈半利線の高架駅がある。高架上の駅へ階段を駆け上り、奈半利駅に向けて入線してきた快速列車に乗車。
一日フリーパスを車内で購入。1600円なり。
奈半利駅まで片道1040円なので、全線を往復乗ると十分元をとれる計算。パスの絵柄はやなせたかし氏のキャラクター。
他にも車両、駅、沿線にやなせたかし氏の描いたキャラクターがいっぱい。
タイガースのキャンプ地でもある安芸駅まで快速運用、安芸駅から奈半利駅までは各駅停車。
終点奈半利駅から先、室戸岬経由で甲浦駅まで繋がる計画があったようだが、大物政治家主導でやらない限り、現状は難しい感じ。バスに乗り換えれば行けるようだ。

奈半利駅から1時間半かけて高知駅までリターン。御免駅から先はJR管轄になるが、土佐くろしお鉄道が乗り入れしている。

特急南風アンパンマン号に乗車して三たび窪川駅へ。昨日は真っ暗で何も見えなかった太平洋の海を眺めながら約1時間で到着。
窪川始発の宇和島行きの列車は50分後に出発。どこかの店に入ってご飯するほどの時間でもないので、駅前をぶらぶら。
宇和島駅以上に何も無い。コンビニすらない。
結局、駅中のキヨスクで弁当を物色するも、レンジが昨日壊れて暖めできませんとな。
仕方なくサンドイッチを買って腹を膨らませる。

定刻通りに海洋堂ホビートレインが入線。
車両のラッピングもさる事ながら、ロングシートを撤去して設置されているショーケースの中に精巧なフィギュアが多数鎮座する。
チョコエッグについていたオマケの恐竜達にはじまり、昆虫、爬虫類、小動物、ディフォルメキャラクター、キン肉マンエヴァサンダーバード2号、宇宙の戦士、エイリアン。
圧巻はマクロスバルキリーとリガードのドッグファイトが再現されている。
しかも列車の揺れに対して微動だにしない。

途中の駅から幼稚園児十数人と、小学生30人くらい中学生さらに30人くらいが乗車してきてガラガラだった車内が乗車率100%以上に。多分定員オーバーしてる。
ホビートレインのショーケースが裏目に出た結果。あっ未成年なら換算が違うか。

宇和島駅からはふたたび、特急に乗車。
入線してきたのは特急2000型ドキンちゃん号。
指定席シートはドキンちゃん柄のどピンク。
何も知らずに指定席切符を購入したサラリーマンのおっちゃん達は恥ずかしそうにしてた。
こちらは自由席で松山駅まで向かう。特急は全て内子線経由なので予讃線はこれで制覇。

四国で残る未乗車区間阿波池田駅から御免駅間の土讃線徳島駅から南の牟岐線海南駅から甲浦駅までの阿佐海岸鉄道土佐電気鉄道の桟橋線、高松の琴電。今年中にはなんとかなるかな。

JR松山駅からリムジンバスで松山空港へ。フライトまで時間がまだあるので18時半に早めの晩飯。出発は20時半。受付開始も19時から。時間待ちには丁度良いか。

松山空港から関空までは行きと違い、何故か予定より10分の早着。追い風だったのか?
第二ターミナルから連絡バスで鉄道駅へ。
JR阪和線が遅延していたので、南海の特急ラピートに乗車。なんば駅から御堂筋線で梅田駅へ。
JR大阪駅から丹波路快速に乗って三田駅まで。
三田駅からはいつもの神鉄道場南口駅まで戻ってきた。
自宅にたどり着いたのは0時前。

本日の移動。
菜園場町電停から御免町駅を経て奈半利駅、折り返して高知駅まで105.0km
高知駅から窪川駅まで72.1km
窪川駅から宇和島駅、内子線経由で松山空港まで184.9km
松山空港関空まで空路353.0km
関空から南海難波駅まで42.8km
なんば駅から大阪駅三田駅経由で道場南口駅まで50.2km
合計808km

以上、続四国弾丸ツアー編